借越(読み)かりこし

精選版 日本国語大辞典 「借越」の意味・読み・例文・類語

かり‐こし【借越】

〘名〙
① 貸してあるより多く借りること。
一定限度以上に借りること。特に、銀行当座預金で、銀行がその顧客に認めている信用額を越えて顧客が借りること。

かり‐こ・す【借越】

〘他サ四〙 先に借りておく。また、一定の限度より多く借りる。
※玉塵抄(1563)二「涼風六月にまづかりこしてつかう心ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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