(読み)もうかる

精選版 日本国語大辞典 「儲」の意味・読み・例文・類語

もうか・る まうかる【儲】

〘自ラ五(四)〙
利益になる。もうけが得られる。
洒落本・南門鼠(1800)「ナニそんなにもふかる物だと私共土蔵でもたてますはな」
② 思いがけない得をする。
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中「『はい』とは言ったが此役は儲(マウ)からぬ」

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デジタル大辞泉 「儲」の意味・読み・例文・類語

ちょ【儲】[漢字項目]

人名用漢字] [音]チョ(漢) [訓]もうける もうけ
たくわえておく。「儲蔵」
跡を継がせるために備えおく人。跡継ぎ。もうけのきみ。「儲君儲嗣皇儲国儲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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