儻来(読み)とう(たう)らい

普及版 字通 「儻来」の読み・字形・画数・意味

【儻来】とう(たう)らい

たまたま来る。〔荘子繕性〕今の謂(いはゆる)志を得るとは、軒冕(けんべん)の謂(いひ)なり。軒冕(高位)の身に在るは、性命に非ざるなり。物の儻(たまたま)來(きた)るは、寄なるなり。寄は、其の來ること圉(ふせ)ぐべからず、其の去ること止むべからず。

字通「儻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android