元禄六年士帳(読み)げんろくろくねんさむらいちよう

日本歴史地名大系 「元禄六年士帳」の解説

元禄六年士帳(侍帳)
げんろくろくねんさむらいちよう

一冊

成立 元禄六年

写本 加越能文庫

解説 越中礪波郡の十村所持の原本森田良見が筆写し、さらに前田家編輯方が筆写したもので、写本成立は明治期。イロハ順の藩士名と居住地表示からなる。巻末に「武鑑」が付され、五万石本多安房守以下組分けで、役料・禄高・与力知・姓名が記される。ここでは藩老臣による八家制以前の組分けがみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android