入れ花(読み)イレバナ

デジタル大辞泉 「入れ花」の意味・読み・例文・類語

いれ‐ばな【入れ花/入れ端】

入れたての茶。でばな。
「由緒ある茶の―、まづ一服」〈浄・鬼一法眼
年の若い女性のたとえ。
青前垂あをまへだれの―は女房盛りの器量よし」〈浄・千本桜
俳諧・狂歌などの指導料。また、その入選作を刷り物にする場合の料金入花にゅうか

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