全身不随(読み)ぜんしんふずい

精選版 日本国語大辞典 「全身不随」の意味・読み・例文・類語

ぜんしん‐ふずい【全身不随】

〘名〙
① 神経系統がおかされて、からだじゅうの自由が利かなくなること。また、その状態。からだ全体が、思うように動かせないこと。
② (比喩的に用いて) 八方ふさがりであること。にっちもさっちもゆかないこと。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉変哲家「支那は道徳中毒で全身不随と来てゐるから」

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