八百重(読み)ヤオエ

デジタル大辞泉 「八百重」の意味・読み・例文・類語

やお‐え〔やほへ〕【八百重】

幾重にも重なっていること。非常に遠く隔たっていること。また、その場所
滄海原あをうなはらの潮の―をしらすべし」〈神代紀・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「八百重」の意味・読み・例文・類語

やお‐えやほへ【八百重】

  1. 〘 名詞 〙 幾重にも重なっていること。あるいは、非常に隔たっていること。また、その場所。
    1. [初出の実例]「潮八百重〈志保乃也保部(しほのヤホヘ)〉」(出典:御巫本日本紀私記(1428)神代上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android