六九町(読み)ろつくまち

日本歴史地名大系 「六九町」の解説

六九町
ろつくまち

[現在地名]松本市大手おおて二丁目

松本城内三の丸の総堀女鳥羽めとば川の間の土地をいい、郡所・厩などが置かれた。「信府統記」に「六九 東西百五拾七間余、家数北ケ輪七軒、外に西ノ方塀ノ外ニ切米取屋敷二軒、南ケ輪一軒、外ニ西ノ塀外ニ切米取屋敷二軒、西ノ方ヘ出ル道ニ木戸アリ、夜計リ番人、南ケ輪厩アリ外馬屋ト云フ、五拾四匹立」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報