総堀(読み)ソウボリ

精選版 日本国語大辞典 「総堀」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぼり【総堀・総濠・惣堀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 城や市街の周囲にめぐらした堀。外堀
    1. [初出の実例]「かの結城が城と申は、西は大河をかまへ四方のそうぼり広くふかければ」(出典:結城戦場物語(1451‐54頃))
    2. 「此太刀風に周章(あはて)て若党三人惣堀(ソウホリ)へ転び落けるに」(出典浮世草子武道伝来記(1687)七)
  3. 邸宅の周囲が堀でかこまれていること。また、その堀。
    1. [初出の実例]「此屋敷の要害、囲ひの内は皆惣堀(ソウボリ)」(出典:浄瑠璃・三荘太夫五人嬢(1727)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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