内内陣(読み)ないないじん

精選版 日本国語大辞典 「内内陣」の意味・読み・例文・類語

ない‐ないじん‥ナイヂン【内内陣】

  1. 〘 名詞 〙 神社本殿のいちばん奥にある間(ま)神体が置いてある所。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の内内陣の言及

【内陣】より

…内陣は外陣(げじん)に対する言葉で,普通最も奥まった所に設ける。内陣・外陣は扉や格子戸,あるいは結界(けつかい)を設けて区別するのが普通で,ときには内陣にさらに一区画を設けて内々陣とする場合がある。南都諸大寺の場合には,堂自体が奥行きが浅いために,内陣・外陣の間仕切りはなく,須弥壇のある中央部とその周辺を内陣・外陣と呼んでいるが,密教寺院では,内陣を外陣と厳重に区画する場合が多い。…

※「内内陣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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