内島北朗(読み)ウチジマ ホクロウ

20世紀日本人名事典 「内島北朗」の解説

内島 北朗
ウチジマ ホクロウ

昭和期の俳人,陶芸家



生年
明治26(1893)年8月1日

没年
昭和53(1978)年3月28日

出生地
富山県高岡市

本名
内島 喜太郎

別名
別号=北楼,北琅

主な受賞名〔年〕
層雲文化賞〔昭和29年〕

経歴
明治43年「日本俳句」に拠って河東碧梧桐、筏井竹の門に学び、大正3年荻原井泉水の「層雲」に参加し、自由律の俳人となる。のち「層雲」作家として指導的地位を確立し、井泉水没後、「層雲」発行人となる。昭和3年句文集「壺屋草紙」を刊行、以後句集「光芒」「陶房」などを刊行し、29年層雲文化賞を受賞。また陶芸家としても活躍し、帝展にも3回入選した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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