円切上げ(読み)えんきりあげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「円切上げ」の意味・わかりやすい解説

円切上げ
えんきりあげ

円レートを高めに変更すること。ドルショックに直面した事態収拾のため,1971年 12月ワシントン D.C.で先進 10ヵ国蔵相会議が開かれ,多国間通貨調整が行われた結果,円はドルに対し 16.88%切上げられ,1ドル=308円となった。しかし通貨情勢はその後も安定せず,73年2月日本も変動為替相場制に移行した。

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