法則の辞典 「凝結価」の解説 凝結価【coagulation value】 コロイド溶液を一定時間内に凝結させる添加物質の最小濃度を,その物質のそのコロイド溶液に対する凝結価という.凝析価*ということもある.疎水コロイドの凝結価については,シュルツェ‐ハーディの法則*が成立する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の凝結価の言及 【凝結】より …一般に疎水コロイドは電解質の添加により容易に凝結するが,親水コロイドは安定である。凝結を起こす電解質の最小濃度を凝結価という。親水コロイドは,分散粒子がもつ同種の荷電間の静電的反発力により凝結せず安定化されているので,電解質の添加により粒子と反対荷電をもつイオンの吸着により安定性を失い凝結する。… ※「凝結価」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by