凶に乗る(読み)きょうにのる

精選版 日本国語大辞典 「凶に乗る」の意味・読み・例文・類語

きょう【凶】 に 乗(の)

  1. 他の者の不運や災いなどにつけこむ。不祥な出来事につけこむ。
    1. [初出の実例]「弟宮惟仁君御譲位の折に望んで、神の御末にあらざる御脳。其凶にのって堂上方心々」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)四立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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