刃にちぬらず(読み)やいばにちぬらず

精選版 日本国語大辞典 「刃にちぬらず」の意味・読み・例文・類語

やいば【刃】 に (ちぬら)

  1. ( 刃に血を塗らないの意から ) 武器を用いて人殺しをしないという意。剣で斬らない。剣を用いない。
    1. [初出の実例]「刃(ヤイバ)にちぬらずしてみなごろしにしてくれんと」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む