刃に伏す(読み)ヤイバニフス

デジタル大辞泉 「刃に伏す」の意味・読み・例文・類語

やいば・す

自害する。
「この赤き心を後にぞ知らせまつらんとて、―・して果て給ひき」〈読・八犬伝・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「刃に伏す」の意味・読み・例文・類語

やいば【刃】 に 伏(ふ)

  1. 刃の上に身を伏せる。刃で身を貫く。自害する。剣に伏す。
    1. [初出の実例]「氊城食竭而君王自臥戦場之刃(せんぢゃうのヤイバニフス)」(出典太平記(14C後)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む