切り焼く(読み)きりやく

精選版 日本国語大辞典 「切り焼く」の意味・読み・例文・類語

きり‐や・く【切焼】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 切って焼く。多く、苦痛のひどいことの比喩として用いられる。
    1. [初出の実例]「夜のほどろ出でつつ来(く)らくたびまねくなれば吾が胸截焼(きりやく)ごとし」(出典万葉集(8C後)四・七五五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む