切石積(読み)きりいしづみ

精選版 日本国語大辞典 「切石積」の意味・読み・例文・類語

きりいし‐づみ【切石積】

  1. 〘 名詞 〙 切石を用いて規則正しく積んだ堤防建造物。野づら石積み、雑石積みに対していう。〔日本建築辞彙(1906)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の切石積の言及

【石積み】より

…古代エジプト建築に見られるように,古代から高度の段階に発達していた。石積みは,大別して野石積(のいしづ)みと切石積(きりいしづ)みに分かれる。野石積みは,天然のまま,あるいは割ったままで,ていねいな加工をしていない石を乱積(らんづ)み(不整形積み)にするもので,日本の石垣などに多く見られるが,西洋の石造壁にもしばしば見いだされる。…

※「切石積」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android