切石(読み)キリイシ

デジタル大辞泉 「切石」の意味・読み・例文・類語

きり‐いし【切(り)石】

用途に応じて種々の形に切った石材
割れて角だった石。
敷石石畳

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精選版 日本国語大辞典 「切石」の意味・読み・例文・類語

きり‐いし【切石】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 用途に従って種々の形に切った石材。また、単に割って角立った石をもいう。
    1. [初出の実例]「瑪瑙の如くなる切石を広さ二丈許に平に畳連(つら)ねて」(出典太平記(14C後)三八)
  3. 特に、一定の形に加工した石積み用の石材。二面切り、江戸切り、谷切り、亀甲切りなどがある。
  4. 敷き石。石畳。
    1. [初出の実例]「但土台四方切石、別に下行之」(出典:醍醐寺新要録(1620))

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