切り砕く(読み)きりはたく

精選版 日本国語大辞典 「切り砕く」の意味・読み・例文・類語

きり‐はた・く【切砕】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 切ってこなごなにする。きりきざむ。
    1. [初出の実例]「身が身上を板本で切はたくか、此こん立は誰がさしづと」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)上)

きり‐くだ・く【切砕】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 切って細かにする。
    1. [初出の実例]「身ひとつをのみ、きりくだく心ちす」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む