切戸塀(読み)きりどべい

精選版 日本国語大辞典 「切戸塀」の意味・読み・例文・類語

きりど‐べい【切戸塀】

〘名〙 濠に面した城の塀の一部を切り抜いて口とし、表面は普通の塀のようにしたもの。敵がおし寄せてきたり、濠を越えようとする時、この口を開いて不意に大砲などを打ちかけるのに用いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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