刈取(読み)かりとる

精選版 日本国語大辞典 「刈取」の意味・読み・例文・類語

かり‐と・る【刈取】

〘他ラ五(四)〙
① 稲、麦、草などを刈り入れる。穀類収穫する。
※大唐西域記長寛元年点(1163)四「異稲の種有り、六十日ありて収穫(カリトル)
小学読本(1873)〈田中義廉〉二「明日、此麦を苅り取るべし」
② 首などを切り取る。
平治(1220頃か)下「かりとりし鎌田が頸の報いにやかかるうき目を今は見るらん」
③ (転じて) 取り除く。除きさる。

かり‐とり【刈取】

〘名〙 稲、麦、草などを刈り取ること。刈り入れ。〔成形図説(1804‐06)〕

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普及版 字通 「刈取」の読み・字形・画数・意味

【刈取】がいしゆ

刈穫

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