劇場・ホール2016年問題（読み）げきじょう・ほーる2016ねんもんだい

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劇場・ホール2016年問題

首都圏域の大型集会施設の閉鎖・建て替え・改修が重なることにより、2016年頃からコンサートや芸術舞台の会場の不足が危惧されること。15年には、青山劇場、日本青年館、五反田ゆうぽうと、渋谷公会堂などが閉鎖・一時閉鎖。16年には、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、東京国際フォーラムA・C、日比谷公会堂、武蔵野市民会館、パルコ劇場などが閉鎖・一時閉鎖されていく予定で、以降もサントリーホール、神奈川県民ホール、代々木第一体育館などが改装により一時閉鎖される。16年だけで6万席以上が使用不能となる計算で、首都圏域での上演場所の確保が困難となるため、15年11月5日には日本芸能実演家団体協議会など各社団法人により「劇場・ホール2016年問題」の記者会見が開催された。

(2015-11-9)

出典　朝日新聞出版