助川喜四郎(読み)スケガワ キシロウ

20世紀日本人名事典 「助川喜四郎」の解説

助川 喜四郎
スケガワ キシロウ

大正・昭和期のウイルス学者



生年
明治16(1883)年8月7日

没年
昭和38(1963)年12月11日

出身地
茨城県

学歴〔年〕
愛知医専(現・名古屋大学)卒

経歴
大正4年神奈川県立衛生試験所に入り、狂犬病を研究。10年“助川梅野法”と呼ばれる犬体注射法を完成、天然痘病原体の鶏卵内培養にも成功した。昭和3年土浦市に助川研究所を設立

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「助川喜四郎」の解説

助川喜四郎 すけがわ-きしろう

1883-1963 大正-昭和時代のウイルス学者。
明治16年8月7日生まれ。大正4年神奈川県立衛生試験所にはいり,狂犬病を研究。10年助川梅野法とよばれる犬体注射法を完成。天然痘病原体の鶏卵内培養にも成功した。昭和3年土浦市に助川研究所を設立。昭和38年12月11日死去。80歳。茨城県出身。愛知医専(現名大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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