普及版 字通 「劭」の読み・字形・画数・意味
劭
7画
[字訓] つとめる・すすめる・よい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は召(しょう)。〔説文〕十三下に「むるなり」とあり、〔漢書、成帝紀〕「先、農を劭(つと)む」のように勧奨の意に用いる。また勧勉することから、善美の意となる。
[訓義]
1. つとめる、はげむ。
2. すすめる。
3. よい、うるわしい。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕劭 豆止牟(つとむ) 〔名義抄〕劭 ツトム・タカシ・ツミ・アキラカ・ウルハシ・ツカサドル
[語系]
劭sji、招・詔tjiは声義近く、招・詔には勧奨の意もある。召声に従い、同系の語である。
[熟語]
劭勧▶・劭農▶・劭美▶・劭令▶
[下接語]
勧劭・光劭・高劭・清劭・徳劭・美劭・奉劭・明劭
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報