日本歴史地名大系 「北山筋」の解説 北山筋きたやますじ 山梨県:総論北山筋戦国末期から江戸時代に使用された広域呼称。九筋二領の一つ。山梨郡北西部と巨摩郡北東部にわたる。天正一五年(一五八七)一〇月二八日の慈照(じしよう)寺(現竜王町)宛徳川家奉行連署証文写(「古文書雑集」若尾資料)、同一七年一一月三日の法泉(ほうせん)寺(現甲府市)宛伊奈忠次寺領証文(法泉寺文書)、同日付の興因(こういん)寺(現同上)宛伊奈忠次寺社領証文(西山梨郡志)などに北山筋とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by