北村沢吉(読み)きたむらさわきち

精選版 日本国語大辞典 「北村沢吉」の意味・読み・例文・類語

きたむら‐さわきち【北村沢吉】

  1. 漢学者。高知県出身。東京帝国大学漢文学科卒。北京師範学堂で一〇年間講義し、のちに広島文理大教授。著に「論語義注及集義」「易学精義」「五山文学史稿」など。明治七~昭和二〇年(一八七四‐一九四五

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

20世紀日本人名事典 「北村沢吉」の解説

北村 沢吉
キタムラ サワキチ

明治〜昭和期の漢学者,国学者 広島文理科大学教授。



生年
明治7年(1874年)

没年
昭和20(1945)年

出生地
高知県

学歴〔年〕
東京帝大文科大学漢学科〔明治35年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
清国政府に招聘されて北京師範学堂に約10年在職。帰国後、広島高師、広島文理科大学教授を務めた。昭和13年退官し、郷里に帰って著作を楽しんだ。主著に「儒学概論」「周易十翼精義」「論語義註及集義」「五山文学史稿」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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