日本歴史地名大系 の解説
北海道戸口表(道戸口表)・北海道庁戸口統計(道庁戸口統計)
ほつかいどうここうひよう・ほつかいどうちようここうとうけい
三一冊 北海道庁 明治二一年―大正一四年刊
解説 全道の町村別戸口統計。最初の明治二〇年一二月三一日調査は、戸口表(各町村の本籍人口、出・入寄留人口、現住人口、現住戸数など)、人口出入表、本籍人族別表、本籍生年別人口表、本籍出生・死亡及婚姻表、市街・島嶼現住人出生・死亡表、就除籍・送入籍・逃亡・失踪表に分れ、のちに加えた北見・千島両国分合せて二三三頁に上る。同二一年以後は簡略化され、四〇頁前後となる。明治三四年以後、再掲数字で「旧土人戸口及出生・死亡」がつく。以後、大正六年末まで北海道戸口表。これを簡略化して引継いだと思われるものが「北海道庁戸口統計」(臨時刊行、七冊、大正七―一三年分)で、表紙・本文とも横書に改まる。統計は一二項目に分れるが、形式・項目名・数字等は道庁統計書と共通である。なお、大正九―一二年分には付録として「第一回国勢調査による区町村別世帯数・人口」がついている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報