付録(読み)フロク

精選版 日本国語大辞典 「付録」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ろく【付録・附録】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 主要なものに添えること。また、添えられたもの。本文に付属した記録
    1. [初出の実例]「附録及因記する者、雑話を以て鍤入するに似たりと雖ども、皆是本然の意に適する所の者を以てするなり」(出典:管蠡秘言(1777)凡例)
  3. 特に、書籍、雑誌、新聞などに添えられたもの。小冊子など。
    1. [初出の実例]「国民の友の附録にするとて」(出典:蝴蝶(1889)〈山田美妙〉序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android