十八般(読み)ジュウハッパン

デジタル大辞泉 「十八般」の意味・読み・例文・類語

じゅうはっ‐ぱん〔ジフハツ‐〕【十八般】

昔、中国で行われた18種の武芸てやりかなづち・弓・いしゆみておのしないむち・棒・剣・くさりくまでおのまさかりほこほこたてやりなげほこのこと。転じて、武芸全般の意。

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精選版 日本国語大辞典 「十八般」の意味・読み・例文・類語

じゅうはっ‐ぱんジフハッ‥【十八般】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中国の一八種の武芸。矛(てやり)・鎚(かなづち)・弓・弩(いしゆみ)・銃(ておの)・鞕(しない)・簡(むち)・剣・鏈(くさり)(なげほこ)・斧(おの)・鉞(まさかり)・戈(ほこ)・戟(ほこ)・牌(たて)・棒・鎗(やり)・朳(くまで)。〔水滸伝‐第二回〕
  3. ぶげいじゅうはっぱん(武芸十八般)」の略。

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