千保新村（読み）せんぼしんむら

日本歴史地名大系 「千保新村」の解説

千保新村
せんぼしんむら

[現在地名]砺波市千保

千保村の西にあり、南は矢木（やぎ）村、西は宮（みや）村。千保川跡の川原を開いて成立した村。享保一一年（一七二六）礪波（となみ）郡として請負った千保川筋四千五〇〇石請高新開場所の内で、千保村領。だが実際に新開が進むのは文政三年（一八二〇）の舟戸口（ふなとぐち）用水開削以降で、天保一一年（一八四〇）高一四石余、免は千保村より一免下の二ツ三歩で正式に村立てされた（文化五年―慶応四年「御領国中村名帳」加越能文庫）。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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