新撰 芸能人物事典 明治~平成 「南部彰三」の解説
南部 彰三
ナンブ ショウゾウ
- 職業
- 俳優
- 本名
- 鴛海 正次
- 別名
- 別名=南部 章三
- 生年月日
- 明治31年 6月26日
- 出生地
- 大分県 速見郡日出町
- 学歴
- 日本大学商学部予科〔大正12年〕中退
- 経歴
- 大正15年日活大将軍撮影所入社、「日輪」でデビュー。「旅芸人」で初主演。田坂具隆監督に重用され、7年田坂が日活を脱退するまで両者の緊密な関係は続いた。誠実な若者やひたむきな芸術家といった役どころが多かった。9年馘首され大都映画・新興キネマへ。11年から京都撮影所へ移籍し、一転して時代劇出演が多くなる。戦後は「滝の白糸」はじめ現代劇もふくめ多数の作品に助演。京都芸術家国民健康保険組合の創立に尽力、常任理事をつとめた。
- 受賞
- 厚生大臣賞〔昭和52年〕
- 没年月日
- ?
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報