卵を渡る(読み)タマゴヲワタル

デジタル大辞泉 「卵を渡る」の意味・読み・例文・類語

たまごわた・る

きわめて危険なことのたとえ。
「乱れて歌ふ鶏の、―・るあやうさの」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卵を渡る」の意味・読み・例文・類語

たまご【卵】 を 渡(わた)

  1. ( 割れやすい卵の上を歩くところから ) きわめて危険なことをたとえていう。
    1. [初出の実例]「鶏のたまごをわたるあやうさの、狂女となるこそあはれなれ」(出典:浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android