参院の1票の格差

共同通信ニュース用語解説 「参院の1票の格差」の解説

参院の1票の格差

参院選挙区ごとに議員1人当たりの有権者数が異なることから、1票の価値格差が生じる問題。最高裁は2012年、最大格差が5・00倍に拡大した10年参院選を「違憲状態」と判断。「都道府県単位の選挙区を改める立法措置が必要」として、都道府県の枠を超えた選挙区を検討するよう求めた。13年参院選で選挙区定数を「4増4減」し、4・77倍に縮まったが、全国の高裁・高裁支部で違憲や違憲状態の判決が相次いだ。最高裁は年内にも判決を出す見通し。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報