又無し(読み)またなし

精選版 日本国語大辞典 「又無し」の意味・読み・例文・類語

また‐な・し【又無】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 二つとない。これにまさるものはない。またとない。たぐいない。
    1. [初出の実例]「いへをまたなくつくりて」(出典:阿波国文庫旧蔵本伊勢物語(10C前)八一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む