双燕(読み)そうえん

関連語 項目

世界大百科事典(旧版)内の双燕の言及

【ツバメ(燕∥玄鳥)】より

…中国では昔,つめを切ったり,足にひもをつけて,再来を確認したという。ツバメの訪れは快適な春の象徴であり,泥をふくんで夫婦仲よく巣づくりにはげむ姿は〈双燕〉と呼ばれ,天子の訪れのない宮女や夫と離れて暮らす妻,あるいは寡婦の悲しみをそそるものとしてしばしば詠まれる。また中国の画や詩では,ツバメとシダレヤナギとの組合せが見え,動と静の対比を通して優美な感じを与える。…

※「双燕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む