精選版 日本国語大辞典 「取り忘れる」の意味・読み・例文・類語
とり‐わす・れる【取忘】
- 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]とりわす・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 - ① 手に持つことを忘れる。どこかに置いたまま忘れる。
- [初出の実例]「このごろ読むとてもてありく書、とりわすれて」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
- ② ( 「とり」は接頭語 ) うっかり忘れる。
- [初出の実例]「お延に対する時の用意を取り忘れてゐた」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一八五)
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...