精選版 日本国語大辞典 「取り忘れる」の意味・読み・例文・類語
とり‐わす・れる【取忘】
- 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]とりわす・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 - ① 手に持つことを忘れる。どこかに置いたまま忘れる。
- [初出の実例]「このごろ読むとてもてありく書、とりわすれて」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
- ② ( 「とり」は接頭語 ) うっかり忘れる。
- [初出の実例]「お延に対する時の用意を取り忘れてゐた」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一八五)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...