精選版 日本国語大辞典 「取り忘れる」の意味・読み・例文・類語 とり‐わす・れる【取忘】 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]とりわす・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙① 手に持つことを忘れる。どこかに置いたまま忘れる。[初出の実例]「このごろ読むとてもてありく書、とりわすれて」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)② ( 「とり」は接頭語 ) うっかり忘れる。[初出の実例]「お延に対する時の用意を取り忘れてゐた」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一八五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by