取り撫ず(読み)とりなず

精選版 日本国語大辞典 「取り撫ず」の意味・読み・例文・類語

とり‐な・ず‥なづ【取撫】

  1. 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙 手にとってなでる。だいじに扱う。
    1. [初出の実例]「わが大君の 朝(あした)には 取撫(とりなで)たまひ 夕(ゆふへ)には い倚り立たしし」(出典万葉集(8C後)一・三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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