口取菓子(読み)くちとりがし

精選版 日本国語大辞典の解説

くちとり‐がし ‥グヮシ【口取菓子】

〘名〙 茶会で、客が座についた時、器に盛って出す菓子。くちとり。
滑稽本・古朽木(1780)二「一服一銭の口取(クチトリ)菓子」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の口取菓子の言及

【口取】より

…口取ざかな(肴),口取菓子の略。口取ざかなは饗膳の最初に座つき吸物とともに出された酒のさかなで,〈土器を三宝に,口とりは熨斗(のし),昆布〉と近松の浄瑠璃《心中万年草(しんじゆうまんねんそう)》に見えるごとく,かちぐり,のしアワビ,コンブといった祝儀のさかなに始まったものらしい。…

※「口取菓子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

在職老齢年金

就業している高齢世代にも一定の年金を支給する制度。2004年の年金改正で、就労を阻害せず、働くことに中立な仕組みにするため、60歳代前半の人には厚生年金(定額部分も含む)の一律2割カットの仕組みを廃止...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android