精選版 日本国語大辞典 「口慣らす」の意味・読み・例文・類語
くち‐なら・す【口慣・口馴】
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
- ① ( 繰り返し言ってすらすら言えるようにするの意から ) しじゅう口にする。言いならす。
- [初出の実例]「人にまだ折られぬものを誰かこのすきものぞとはくちならしけん」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘六年)
- ② 飲食物の味を舌になじませる。
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...