口案(読み)こうあん

普及版 字通 「口案」の読み・字形・画数・意味

【口案】こうあん

口述調書。〔開元天宝遺事、天宝下、口案〕張九齡、刑獄の司を累し、察せざる無し。~胥輩、未だ敢て訊せず、先づ則を九齡に取り、囚、面に於て曲直をち、案卷を口す。囚、輕重すること無し。咸(ことごと)く其の罪を樂しむ。時人之れを張口案と謂ふ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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