口止まず(読み)くちやまず

精選版 日本国語大辞典 「口止まず」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 止(や)まず

  1. 口の動きがやまない。また、絶えず言い続ける。
    1. [初出の実例]「玉襷(たまたすき) 懸けぬ時無く 口不(くちやまず) あが恋ふる児を」(出典万葉集(8C後)九・一七九二)
    2. 「春の野に草食(は)む駒の久知夜麻受(クチヤマズ)(あ)を偲(しの)ふらむ家の児ろはも」(出典:万葉集(8C後)一四・三五三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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