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玉襷 タマダスキ

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デジタル大辞泉の解説

たま‐だすき【玉×襷】

[名]たすきの美称。
「衣の袖に―上げ」〈盛衰記・一八〉
[枕]
たすきを項(うなじ)に懸けるところから、「うね」「懸く」にかかる。
「―畝傍(うねび)の山の」〈・二九〉
「―かけず忘れむ事計(はか)りもが」〈・二八九八〉
「雲」にかかる。万葉集・一三三五の「玉だすき雲飛山(うねびのやま)」を読み誤ったところからという。
「―雲ゐる山の初桜花」〈夫木・四〉

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大辞林 第三版の解説

たまだすき【玉襷】

[3] ( 名 )
たすきの美称。
( 枕詞 )
たすきをかける、また、たすきをうなじにかけるところから、「かけ」「畝火うねび」にかかる。 「 -かけて偲はむ恐かしこくありとも/万葉集 199」 「 -畝傍の山の橿原の/万葉集 29

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世界大百科事典内の玉襷の言及

【襷】より

…和服が衣生活の主体であった昭和初期ころまで,たすきは階層や性別を問わず生活必需品であった。たすきの材料は,古代には日蔭蔓,木綿,ガマ(蒲)などが使われ,《万葉集》には〈木綿襷〉や〈玉襷〉の名が見えている。玉襷は勾玉や管玉などをとおしたたすきで必ずしも美称ではない。…

※「玉襷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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