古口(読み)ふるくち

精選版 日本国語大辞典 「古口」の意味・読み・例文・類語

ふる‐くち【古口】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 言いふるされていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「古口(フルクチ)な世間咄」(出典滑稽本・古朽木(1780)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の古口の言及

【戸沢[村]】より

…支流の鮭川,角(つの)川が北と南から合流する付近は水害の常襲地。陸羽西線,国道47号線が通る中心集落の古口(ふるくち)は近世には最上川舟運の要地であった。主産業は農業であるが,耕地が少なく豪雪地帯であるため,若年層の流出や出稼ぎが多く,過疎地域,山村振興地域に指定されている。…

※「古口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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