合気乱取法(読み)あいきらんどりほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「合気乱取法」の意味・わかりやすい解説

合気乱取法
あいきらんどりほう

合気道の技から考案された練習法。勝者敗者を定めた「形」の約束稽古であった古流柔術を競技化するため,1959年富木謙治によって創案された。前腕部を捕えて投げまたは押さえる技術面を体系化したもので,関節技 12本,当身技 (あてみわざ) 5本よりなる。これにより 1970年,第1回全日本学生合気道競技大会が開催された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android