吉六焼(読み)きちろくやき

精選版 日本国語大辞典 「吉六焼」の意味・読み・例文・類語

きちろく‐やき【吉六焼】

〘名〙 文政・天保年間(一八一八‐四四)、下総国海上郡布間村の人、井田吉六が江戸浅草で焼いた陶器または陶製玩具。後に長崎亀山窯や伊勢万古窯、武蔵飯能窯などでも焼いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android