吉峰村(読み)よしみねむら

日本歴史地名大系 「吉峰村」の解説

吉峰村
よしみねむら

[現在地名]上志比村吉峰

きようヶ岳(七六四・九メートル)北西麓、吉峰川流域の谷間に位置し、北西は藤巻ふじまき村。「正法眼蔵」に、村内にある「吉峰寺」の名がみえる。

慶長三年(一五九八)七月一五日付の越前国吉田郡志比庄之内吉嶺村帳写(多田家文書)があり、同帳によると、上田三町七反余で六八石五升、中田七反余で一二石九斗四升、下田八反余で一二石九斗九升、荒田五町八反余で八一石五斗七升、上畠一町九反余で二九石二斗一升、中畠一町一反余で一五石四斗一升、桑畠八反余で一六石一斗二升、下畠一町三反余で一七石八斗七升、屋敷三反余で六石二斗三升、荒畠九反余で九石四斗二升、田畠屋敷合一七町八反余で分米合二六九石八斗一升であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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