吉田 東太郎(読み)ヨシダ ハルタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「吉田 東太郎」の解説

吉田 東太郎
ヨシダ ハルタロウ


職業
文楽人形遣い

専門
人形浄瑠璃

本名
佐藤 好明

別名
前名=吉田 光次

経歴
文楽の出身。2代目吉田栄三師匠のもとで人形の遣い方を学び、吉田光次の芸名を名乗る。昭和47年交流のあった淡路人形座の誘いで座員に加わり、そのときから東太郎を名乗った。淡路人形浄瑠璃館で公演を続ける一方、49年から平成4年までの間、欧米などで行った7回の海外公演に参加。60歳を迎えた3年淡路人形協会の規定により師匠に。以来、三原高や三原中、南淡中のクラブで週1回ずつ教え、人形座の若手育成に貢献した。

没年月日
平成6年 11月23日 (1994年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報