吊光弾(読み)ちょうこうだん(その他表記)flare bomb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吊光弾」の意味・わかりやすい解説

吊光弾
ちょうこうだん
flare bomb

夜間敵地を照明するために投下するか,打上げられる照光弾。パラシュートを用い,落下中発光する。普通パラシュートが開くと同時に吊索が引かれ,信管が作動して光剤に点火する。光剤にはマグネシウムなどが用いられ,着地するまで約 15分燃え続ける。火砲用,航空用,手投げ用とがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む