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信管 しんかん fuse

翻訳|fuse

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

信管
しんかん
fuse

弾丸,爆弾,魚雷などに充填された炸薬を発火させる装置。延期信管,着発信管,近接自動信管に三大別される。延期信管は,あらかじめ時間を測定して目標の至近点で発火させるか,または望む一定時間後に発火させる装置で,機械信管と,火薬を使った曳火信管とがあり,また発火するまでの時間によって短延期信管と長延期信管に分れる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

しん‐かん〔‐クワン〕【信管】

砲弾や爆弾などの弾頭または弾底に取り付け、炸薬(さくやく)を点火・爆発させる装置。

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百科事典マイペディアの解説

信管【しんかん】

弾丸,ミサイル,爆弾,魚雷等が目標に命中または近傍を通過するなど,目的とする時と位置で爆発するように衝撃,静水圧,電気エネルギー,光,時計等の作用で引金が引かれる起爆装置。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんかん【信管 fuze】

弾薬類を爆発させるための一連の機構および火薬をもつ装置。弾薬類に装着され,衝撃,電気的エネルギー化学反応,静水圧等またはこれらの組合せにより作動し発火する。信管は,装着する弾薬類が所望の時機に確実に爆発する〈信頼性〉,所望の時機以外では爆発しない〈安全性〉,所望の効果を発揮するための〈効果性〉などを保証する機能をもたねばならない。信管の作動は,安全状態からいつでも作動する状態になる過程(安全解除という)と,作動し弾薬類を爆発させる過程に区分される。

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大辞林 第三版の解説

しんかん【信管】

弾丸の装薬や爆薬を爆発させるための起爆装置。 「着発-」 「時限-」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

信管
しんかん
fuze

砲弾や爆弾に充填(じゅうてん)されている装薬を、希望の時刻あるいは希望の状況のもとで爆発または発火させるための点火用装置。
 一般に砲弾または爆弾に装備される位置によって弾頭信管、弾底信管に分けられ、さらに機能によって、(1)弾丸が目標に命中したとき瞬間的に作動する人員殺傷用の通常型瞬発信管、(2)同じ状況でも多少の遅れをもたせ、装甲などを貫徹してから作動する遅延(ちえん)信管、(3)弾丸が発射されたのち、あらかじめ指定した時間後に弾丸の装薬を点火爆発させる時限信管がある。時限信管には機械式と火薬式があるが、現在では機械式だけが対空火砲および時限爆弾などに利用されている。さらに、(4)射出された砲弾またはミサイル自体から電波を出し、目標からの反応をキャッチして作動する近接信管、(5)飛翔(ひしょう)中のミサイルまたは地雷や機雷などを遠方から電波などで操作する管制信管、などがあり、発火の方法には、火薬を利用した撃発・慣性、電気、時計、電波、磁気、音響、水圧などの種類があり、各種の目的に適合して使われている。とくに第二次世界大戦中アメリカで開発された電波利用の近接信管(VTフューズ)は対空用信管の大発明としてよく知られている。
 なお、信管は、保管中や運動中は作動をおこしえない状態に置かれるが、発射後は、信管に急激に加わる加速力や、旋条(ライフリング)のための旋転による遠心力によって信管の安全が完全に解かれてから、目的にあわせて作動する。[小橋良夫]

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